「生徒が伸びる」

平成28年4月1日より、中村中学校・高等学校第11代校長を務めます、永井哲明(ながい てつあき)と申します。中村学園に外国語科(英語)教員として奉職して、今年33年目を迎えました。2級キャリア・コンサルティング技能士(国家資格)、上級教育カウンセラー(日本教育カウンセラー協会認定)でもあります。どうぞよろしくお願いいたします。

中村の生徒は、「伸びる」生徒です。学習面でも、部活動でも、自治活動においても、人としても、「昨日の自分より今日の自分、今日の自分より明日の自分」という意識を持って、行動することができる生徒です。私は生徒の「伸びたい」という気持ちを大切にします。生徒が強い気持ちを持って、自ら行動し、その行動を継続できるような環境を提供することが、私の使命です。数学テストで点数を10点上げたい、ダンスの技術をもっと高めたい、校友会(生徒会)役員としてもっと学校をよくしたい・・・。さまざまな場面で生徒は向上心を抱いています。その心を大切に育み、実行できるように励まし、達成した時に思い切り褒めてあげたい。それが私の願いです。

本校の校訓は「清く 直く 明るく」です。私はこの校訓を次のように具体化しました。

清く   ⇒ CAN「できることは100%やろう」

直く   ⇒ MUST「すべきことに努力しよう」

明るく ⇒ WILL「やりたいことに挑戦しよう」

できるのにやらない自分から卒業し、「清く」行動する。努力を惜しむような心のブレーキを外して、「直く」背伸びをする。やりたいことに欲張って取り組み、「明るく」ジャンプする。この“CAN MUST WILL”は、どんな分野でも、どんなレベルでも、どんな場面でも、何歳になっても通用する人生の宝物です。

4月9日(土)始業式で、私は全校生徒にこの宝物の話をしました。1年生には1年生なりの”CAN MUST WILL”があります。6年生の”CAN MUST WILL”とは異なります。この違いが成長、つまり「伸びる」ということなのです。生徒一人ひとりが、自分で自分を理解し、自分の”CAN MUST WILL”を自覚し、自分の目標に向かって日々努力する。このような生徒の姿を私は毎日見たいのです。努力の習慣を身につけた時、生徒は達成感を味わいます。そして、自らの行動を社会貢献に結びつけ、協奏社会の創造に繋げていくのです。私は生徒たちに「地球」を任せました。グローバル社会を生きていくということは、地球を任されているという自覚を持って生きていくということです。地球規模で物事を考え、さまざまな国の人たちと協力して、美しいハーモニーを奏でることができる人、それが、中村の生徒たちが目指す「地球人」です。