「真実」

勉強をしていると、自分の弱い部分を意識することがあります。「計画通りにいかなかった」、「また三日坊主になってしまった」、「知らないうちに居眠りしてしまった」、「問題が難しくてすぐに諦めてしまった」。こんなことが続くと、自分の至らない点ばかりに目がいってしまうことがあります。

どんな人でも、自分の未熟な部分に向き合うことは辛いことです。現実を突きつけられて何とも思わない人はいません。呼吸のできない海に潜っていくような苦しさがあるかもしれません。そんな苦難からは逃げ出したいと思うのが自然な感情です。

しかし、短所ばかりに目を向ける必要はありません。私たちには長所もあります。素晴らしい部分も改善すべき部分も、両方持っているのが私たちなのです。海に潜らなくてもいいのです。地上で水平に進んで、自分の幅を広げ奥行きを増していくことでも、短所は改善され長所は増えていきます。水平の歩みには海底に潜るような息苦しさはありません。また、ちょっと元気のある時なら、丘に登ってみるのも一案です。登っている時には少し苦しいかもしれませんが、見晴らしの良い場所に辿り着いたら深呼吸できる爽快感を得ることができます。その爽快感は、短所の克服や長所の更なる伸長がもたらすものです。

真実は一つです。「どんな方法でも、努力すれば必ず成長する」。