「ダイバーCity中村」

春の花の香り、夏の太陽のきらめき、秋の葉の彩り、冬の純白。4月から新年度が始まる今、平成30年度の1年に思いを馳せてみました。しかし、同じ四季であるのに、春の落ち着かない拡散感、夏の厳しい暑さ、秋のもの悲しさ、冬の厳寒の息苦しさ、のように感じる人もいるかもしれません。同じ場所で同じ時を過ごしている人々が、同じように感じる必然性はありません。春を「ほのぼの」と表現する人や、「不安定」と表現する人がいる。冬を「透き通っている」と表現する人や、「閉ざされている」と表現する人がいる。

世界には独自の文化を持つ人々がいます。日本にはさまざまな地域文化を持つ人々がいます。東京には種々雑多な考え方を持つ人々がいます。清澄白河には新旧入り混じった慣習を持つ人々がいます。そして、中村にもいろいろな人々がいます。多様な価値観を持った生徒が集まるCity、それが中村中学校・高等学校です。

今年、創立109年目を迎える本校は「ダイバーCity中村」を追求します。多様性に溢れた街で、より多くの人と繋がり、知の融合が起こる街、それが中村です。その中で、ぶつかり合いながら、入り混じりながら、否定したり認め合いながら、一人ひとりが新しい自分を発見していく。このプロセスこそが、一人ひとりの四季の受けとめ方を深化させていくと信じています。