「学楽自琢」

新年度を迎え、1ヶ月が経ちました。連休前の4日間、中学1年生は、国語・数学・英語に特化した「授業オリエンテーション」を行いました。目的は、家庭学習方法の徹底です。授業は学校の教室だけで完結するものではありません。「予習・授業・復習」、つまり、「家庭学習・学校授業・家庭学習」があって初めて成り立つものです。「自学自習・協働学習・自学自習」と言ってもいいでしょう。そこで、家庭学習(自学自習)の方法を徹底するためのオリエンテーションを毎年行い、5月からの学びの充実を図っています。

「空腹の人に魚を与えてはいけない。魚の釣り方を教えてあげるべきだ」という言葉があります。自立の重要性を説く教えです。しかし、私はこの考え方を全面的に支持するつもりはありません。魚を与えるのは、すぐに答えを教えることと同じです。釣り方を教えるのは、解法を教えるパターン学習でしかありません。私が求めるのは、「魚釣りを好きになってもらう」という段階です。つまり、「自分から進んで学ぶ」という主体性と自律性を持ってもらう段階です。自分で試行錯誤しながら学ぶうちに、その教科が好きになってくる、学ぶこと自体が好きになってくる。その域に達した時が、大きな自己伸長の始まりです。

小学生・中学生・高校生たちが、、学ぶ楽しみを自ら見出して自分を磨いていく。その姿は、春の若葉のような清々しさと勢いを感じさせるものです。