「月映え」

今月24日は「中秋の名月」でした。天気予報では夕方の短時間、月が顔を出すということでしたが、幸いにも夜まで長い時間、見ることができました。月見だんごを傍らに置きながら、秋のお月見を楽しんだご家庭もあったかと思います。

月にはいろいろな言葉があります。「月の雫(露、又は真珠のこと)」「月の鏡(月を映す池の水のこと)」「月に磨く(月光で景色がより美しく見える様子)」など、ロマンティックな表現を月は持っています。月の光に照らされて、より一層美しさが増すことを「月映え」と言います。照らし出された風景だけでなく、月を眺める人も、その人の心も、月映えするのです。

子どもたちはいつも光を浴びています。お母さんやお父さんが発する光です。「幸せになってほしい」という強い光です。それは、誕生の時からずっと降り注がれてきました。それは、今も降り注がれていて、これからも降り注がれていく、とぎれることのない透きとおった光です。夜は月光として、そして日中は陽光として、子どもの心に届いています。

子どもの心の美しさは、月光によってさらにその深みを増します。陽光によってさらにその明るさを増します。お母さま、お父さま、どうぞそのまま光を発し続けてください。