「学びに入る」

春の雨の恵みを受けた清澄の森の桜の花びらが、新入生の入学を待っていてくれました。中学1年生29名、高校1年生普通科58名、国際科20名の新入生が入学し、平成最後の年度が始まりました。

今年の新入生は、令和元年、そして中村学園創立110周年という特別な年に入学しました。このような大きな節目をしっかりと意識して、自分なりの意味を持たせることができる中学生・高校生になってほしいと願っています。

入学の言葉で、中学生からは、「難しいことにも諦めずに挑戦し続けようとおもいます」という頼もしい決意が表明されました。高校生からは、「社会を支える大人の一員となれるように、広い視野を持った人として成長していきます」という社会貢献への高い意識が述べられました。

人生100年時代、まずは、一人ひとりが自己ベストを目指して力を尽くすことが要求されます。そして、成長を果たした個人と個人が繋がった時、チームとしての営みに深みと幅が生まれます。協働とは、このようなプロセスを経て進められます。

「春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛む」という佐藤一斎の言葉のように、他者に対しては春風のように優しく爽やかに接し、自分に対しては秋の霜のように行動をただすことができる。このような「人」に育っていくのではないかと、私たちの期待を大きく膨らませてくれる入学式でした。