「学びを楽しむ」

「学びたいことを学ぶことが楽しい」と、ある生徒が微笑みながら話してくれました。なぜ楽しいのか?興味を持っている科目なのかもしれません。将来の夢に関係している科目なのかもしれません。成績の良い科目なのかもしれません。いずれにしても、この生徒の心の中には「学ぶ喜び」が存在しています。

「分からないことが理解できるようになることが楽しい」と、別の生徒がはにかみながら話してくれました。興味を持っていなくても、将来の夢と無関係でも、不得意であっても、この生徒の心の中にも「学ぶ喜び」が存在しています。

勉強と楽しさを結びつけるのは、難しいことかもしれません。試験のために勉強しているという意識を強く持っている場合はなおさらです。義務的に勉強している人、強制的に勉強させられている人、嫌々勉強している人には、なかなか学ぶ喜びが生まれません。

しかし、どんな状況であろうと、どんな気持ちであろうと、勉強を続けていると必ず「力」が身についてきます。力がついてくると意欲が出てきます。この意欲は意外と長持ちします。なぜなら、人は、教えられるより自ら学ぶことを好むからです。ゲーテは「青年は教えられるより、刺激されることを欲する」と言っています。主体的な学びにはワクワク感があります。この刺激が心に芽生えた瞬間を大切にして、学ぶ喜びを大きく、大きくしていきましょう。