「この声を未来へ」

中村学園は今年、創立110周年を迎えました。11月30日には、「中村学園創立110周年記念音楽祭」が開催され、平成3年から続けてきたフルートの演奏を中心とした音色をお贈りすることになっています。夏休み前には「記念誌」が全校生徒に手渡されました。タイトルは、全校生徒の応募の中から、現高校3年生が創案した「この声を未来へ」に決まりました。

また、この記念誌は生徒・教職員だけでなくさまざまな人々にも贈呈させていただいています。先日、30年振りに母校を訪れた卒業生にプレゼントしたところ、感想文が届きました。一部ではありますが、卒業生の母校への思いが詰まっておりますので、ご紹介させていただきます。

「自信がなく、何をやっても上手くいかず、できないことを周りのせいにしてしまうような私に、『君はできる』と声をかけ続けてくれた先生がいた。他の人ができないと思うようなことでも『できる』と信じてくれた。私はその期待に絶対に応えたいと思った。また、『時間に流されず、自分で時間を流すような人になりなさい』という先生の言葉は、私の道標になった。どんな状況でも誠実にベストを尽くすことだけは忘れなかった。そして、人は人に生かされていることを知った。私は中村学園の卒業生であることに誇りを持って、『この声を未来へ』伝え、繋いでいこうと思う。私の手をいつも離さないでくれた大事な恩師に再会した時に、恥ずかしくないように生きていこうと思う」