「新年」

新年、明けましておめでとうございます。令和2年の幕開けです。令和元年は8ヶ月だけの年でしたが、今年は12ヶ月の年です。そして、小学校6年生にとっては、中学校に進学する大きな節目の年です。中学校3年生にとっては、義務教育を終えて高等学校に進学する自立の年と言ってもいいでしょう。

日本では江戸時代から、年が明けると目上の人の家を訪れて、新年のご挨拶をする風習があったそうです。いわゆる「年賀」という習わしです。しかし、相手の家が遠い場合は、手紙で年始の挨拶を送るようになり、それが今の「年賀状」という営みになったそうです。お世話になった方々を訪ねて、直接旧年中の御礼を申し上げ、「今年もよろしくお願いします」という言葉とともに自分の意気込みをお伝えし、近況報告をする。年賀も心がこもっていていいものです。それが叶わない場合は、文字で御礼と抱負と近況をお伝えする。年賀状も温かみがあっていいものです。

しかし昨今、皆さんを始め多くの人々が、メールやラインなどのSNSを利用して新年のご挨拶をしています。全員に同じ文面を送る人もいれば、一人ひとり違う文面を贈る人もいるでしょう。あるいは、文字ではなくフェイスタイムを使っている人もいるでしょう。年賀から年賀状へ、年賀状からSNSへ、そして、文字から声と動画へ・・・。

どんな手段を使ってもいいと思います。その中に、御礼の気持ちと自分の思いが詰まっていれば、温かい一年を過ごすことができるでしょう。皆さんに幸多い日々が訪れることを心からお祈りしています。