「三つの目」

4月から中学校へ、高等学校へ進学する皆さん、そして一つ上の学年に進級する皆さん、臨時休校で例年とは違う3月を過ごしていると思いますが、健康状態はいかがですか。自分自身で健康管理に気を配り、栄養と睡眠を充分に摂り、規則正しい生活を心がけてください。さまざまな報道がなされていますが、本質を見極めて自分の行動をコントロールすることはもちろん、他者への温かいまなざしも忘れないでほしいと思います。

私たちは、一人ひとりが特有の視点で物事を考えています。身近なことを意識する視点、客観的で広い視野を持つ視点、世の中の流れをつかんだ視点。つまり、「虫の目」「鳥の目」「魚の目」です。虫のようにすぐ近くのことに注意を払うことも必要です。鳥のように高い所から俯瞰することも必要です。魚のように水の流れを冷静に捉えることも必要です。

年度の締めくくりの月である3月を、私たちはどんな「目」で見ているのでしょう。初めて経験するこの状況下で、虫の目を使うどころか自分のことしか見えていないかもしれません。鳥の目を使わずに偏った見方しかしていないかもしれません。魚の目を忘れて特殊な水に流されていまっているかもしれません。しかし、こんな時だからこそ、私たちには「三つの目」を使い分けていくことが求められています。皆さんとともに、三つの目で本質を追求する年度末にしたいと思います。