Movie生徒作成ムービー
~中村国際科~
photo当日の様子
programプログラム
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1. openingオープニング
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2. school song校歌斉唱
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3. speech from a current student在校生代表の言葉
Kanpai!
~Enjoy Food, Drinks and Talk~
乾杯!
~お食事ご歓談をお楽しみください~
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4. congratulatory speechお祝いのことば
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5. musical performance記念演奏
① Niko - the two-stringed Chinese violin!二胡演奏
- 情熱大陸 (MBS/TBS系「情熱大陸」より) 葉加瀬太郎
- おくりびと~memory~(映画「おくりびと」より) 久石譲
- 人生のメリーゴーランド(映画「ハウルの動く城」より) 久石譲
② NIC 20th Anniversary Song20周年記念ソング
- 「Believe in Yourself (自分を信じて)」
③ Flute Ensembleフルート演奏
- ディベルティメントニ長調 第一楽章 モーツァルト
- 忘れられし夢 ルロイ アンダーソン
- スコットランドの釣鐘草 ルロイ アンダーソン
- スラブ舞曲 第二番 ドヴォルザーク
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6. Interview with graduates卒業生思い出インタビュー
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7. Message from teachers and graduates先生・卒業生からのメッセージ
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8. A speech by NIC Chair国際科 科長挨拶
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9. Closing address閉式の辞
After the party, we may ask to take a group photo. Thank you!
パーティ終了後、卒業生、在校生などグループにて記念撮影のご案内をさせていただきます。
speech中村学園理事長 小林和夫
みなさま、おめでとうございます。今日はお招きいただきありがとうございます。
中村高校国際科、生みの母狩野礼子先生。育ての父早川則男先生がおそろいでお出ましいただいている。
お母様、お父様がご出席いただいている。まことにありがたいことです。
中村高校国際科は、これに連なる者すべてを包みこむファミリーであると、知りました。
卒業生、そして在校生、また今日は海外に居て欠席している方みなさん。
笑顔が、20年間にわたり、世界の春夏秋冬の景色を豊かにしてくれました。
あらためて、留学にチャレンジした方々に盛大な拍手を贈ります。
1年間、海外の高校で1人で高校生活を送る。
その留学する生徒を、わたしは必ず成田空港まで見送りに行きました。
お餞別に「鶴折れる?」と聞き、折り紙だからメモ用紙に使っても、海外の友だちに喜ばれる。
と1人ひとりに千代紙を手渡しました。
わたしもアメリカ東部にある高校を、早川先生と一緒に回りました。
1月の寒い時期でした。屋外の温度計は華氏5度を指していました。
摂氏に置きかえるとマイナス15度です。
訪問した高校で、皆さんのキラキラした瞳に出会えてほっとしました。
その時、10時のおやつに熱いティーとスコーンが出たのですが、
ご一緒した留学生から、先生、ズルズル音を立てて飲まないで。と言われたのも、楽しい思い出です。
さて、日本で待っているわたしの一番の楽しみは、帰国してきた留学生みなさんの話を聴くことでした。
「町の人からジャップとトマトをぶつけられ、悲しくなった」
「はじめの3ヶ月は、授業がわからなくてホームシックになった」
「ある日突然、言葉が自然に耳に入ってきて、自分から友だちに、どんどん話しかけられるようになった」
「ハロウィーンパーティーのホスト役をやったら、みんな思い思いの仮装をして集まってくれ、ダンスで盛り上がった」
「中村から持って行ったフルートで、オーケストラに入ってクリスマス・コンサートに出た」
「帰国するとき、ホストファミリーとハグしたら、涙でぐしょぐしょになった。あんなに涙って出るんだ...」
と、まあ時間が経つのも忘れて話に聞き入りました。
ところで、貴女は、将来何の仕事をしたいの?と聞くと、
「わたしは、女性初の国連難民高等弁務官をした緒方貞子さんの後を継いで、民族紛争地に足を運び、難民救援の仕事をしたい。」
と目を輝かせて答えてくれました。
みなさんが留学した国でも、大変な事件がありました。
2001年9月11日。アメリカ同時多発テロ。
ニューヨークのワールド・トレードセンタービルに旅客機が突っこんだテロ。
2019年3月15日。ニュージーランド・クライストチャーチのモスクで起きた銃乱射テロ。
幸いにもみなさんは直接これらのテロに遭遇しませんでした。
無事、帰国した高校生が10人のうち8人、口をそろえて言うには、親や家族への感謝の言葉でした。
自分と見た目も内面も違う他者に対して、素直にイエスと言えるようになった。と言ったのは10人中6人かな...。
そして、10人が10人全員。
中村スピリッツ「清く直く明るく」をグローバルで体現する、“中村レエイディー(LADY)誕生“となったのです。
こんなに愉快なことはありません。
アメリカ第16代大統領リンカーンは、南北戦争のさいごの激戦地ゲティズバーグで、
たった272ワード(語)の演説の最後に、こう言いました。
「that government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the earth.」
この言葉はデモクラシーの金字塔であります。
みなさんも、この世界の未来透視図を実行する人間として、元気良く歩まれんことを祈っています。
memorial songBelieve in yourself(自分を信じて)
Believe in yourself(自分を信じて)
作詞・編曲:CFW Rivers
作曲:石川 柚太
一人になってたいつかの帰り道
空虚な空 気がつけば うつむいて
暗闇の中 涙を流し
母の言葉を噛みしめた
Believe in yourself, look how far you've come
There's always a light behind the clouds,
Believe in yourself, look how far you've come
Where troubles melt, you’ll find a rainbow.
風のにおいをもとめて街へ出た
見上げた空 あかね雲 涙拭き
冷たい指に息を吹きかけ
さあ明日へと歩み出そう
Believe in yourself, look how far you've come
There's always a light behind the clouds,
Believe in yourself, look how far you've come
Where troubles melt, you 'll find a rainbow.
message国際科 科長 早川 則男
中村高等学校国際科(NIC = Nakamura International Course)は
創設20周年を迎え、2019年11月30日、第一ホテル両国にて記念パーティを開催しました。
卒業生35名を含む、160名以上の方々にご参加いただきました。
在校生は卒業生たちのみなさんやご来場いただいた皆様とお会いし、
NICの絆と交流の輪の広がりを改めて実感したことと思います。
また、卒業生は、久しぶりに懐かしい先生方やクラスメイト達と再会し、
これまでの歴史を確認できたことと思います。
NICはこれまでの歴史を踏まえ、新たな時代へと向かいます。
それぞれこれからも益々輝いた日々を過ごしていただけるよう、
皆様とともに、NICの今後を応援したいと考えます。
これからの皆様のご健勝とご発展をお祈りするとともに
引き続き、NICへのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。
またお目にかかれることを楽しみにしております。
history国際科20年の歩み
- 2000年
- 早川則男先生 中村高等学校国際コース創設 新入生8名を迎える
第1期生がアメリカ留学へ出発 - 2003年
- 留学国が3カ国(アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド)に
- 2004年
- 国際科5周年
- 2005年
- 国際コースから国際科へ改組
留学出発時期が高校1年次8月から高校2年次8月へ
留学国が4カ国(アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)に
歴代最高TOEFL iBT108取得 (高校3年次) - 2008年
- 留学出発時期が高校2年次8月から高校1年次1月へ
- 2009年
- 国際科10周年
- 2014年
- 国際科15周年
Thesis Project開始 - 2016年
- NIC卒業生100名突破
- 2019年
- 国際科20周年 記念レセプションパーティ開催
お問い合わせ先
nic20th@nakamura.ed.jp