8月1日(日)から11日(金)にかけて、「海外サマースクール」を実施しました。これは、中学2・3年生を対象に外国の文化や生活習慣を実体験することにより、実践的な英語力の向上を図ることなどを目的とした行事です。
当日は、中学2・3年生の参加者20名が成田空港からアメリカのデンバーに向かいました。
【1日目】
参加者の中学2・3年生20名が成田空港か出発しました。
【2日目】
デンバー国際空港に無事到着。
バスで学校へ向かい、ホストファミリーと対面しました。
【3日目】
この日から学校での授業が始まりました。
ボランティアで参加してくれた現地の高校生とともに「この滞在中に何をしたいか」「ホストファミリーへの質問」を英語で表現しました。
午後には今回教室として使用している教会でボランティア活動を行いました。
生活支援を必要としている方々に食料を無料で配布するお手伝いや、その食料をいれる紙袋へのデコレーションを行いました。
日本では体験することのできないボランティアで感じ取ることが多かったようで、いい経験になったのではないかと思います。
【4日目】
午前中は、デンバーで一番大きい公園に行き、何を見つけたのかをゲーム形式で発表し合いました。
午後はコロラド州の州庁と歴史博物館へ行きました。
歴史博物館ではネイティブアメリカンや第二次世界大戦の歴史に触れました。
下校後も各家庭で楽しい日々を過ごしているようでした。
【5日目】
この日の午前は、改修工事中のイースト高校の中に入ることができました。校内見学の後、実際の教室で授業を行いました。
日本とアメリカの学校の違う部分が多く、とても楽しんでいました。
午後はレッドロック野外音楽場に行き、その後、化学未来博物館に行き、様々な体験を行いました。
翌日から生徒たちは、土日は各ホストファミリーと過ごしました。それぞれ家族と何をするか相談して予定を決めていました。
【6・7日目】
この土日は各ホストファミリーと過ごしました。
【8日目】
週明けの月曜日は、買い物をしたり、日本食をふるまったり、乗馬をしたりと、みんなそれぞれに週末を楽しんだようでした。
みんなで集まると、「私はこんなことをしたんだ」と写真を見せながらの報告会がいたるところで行われていました。
楽しい週末を過ごすことができたようで安心いたしました。
この日もイースト高校をお借りしての授業でした。午後には、ユニオンステーションという古くからデンバーにある駅を散策しました。
その後日本領事館に行き、首席領事の貴重なお話を伺いました。最後に、デンバーにあるサクラスクエアという日本町を訪れました。
日系二世のギルアサカワさんから、日系人としての暮らしや、第二次世界大戦中とその後の日本人の暮らしについてお話を伺いました。
【9日目】
この日で英語の授業が終了。授業の内容は、自分が大切にしているものを発表し合うものでした。
日本とアメリカの共通点や違いを見つけることができていました。非常にアメリカらしい、自分の信義の深い部分を考える授業でした。
最後にお世話になったボランティアの学生やイースト高校の校長先生と写真撮影。みんな思い思いの場所で素敵な写真を撮っていました。
午後はホストファミリーを招き、お別れパーティーを行いました。授業をしてくださった先生から、一人ひとり修了証を受け取りました。
また日本で練習してきた歌を披露しました。この日がホストファミリーと過ごす最後の夜です。別れを惜しんでいる生徒がたくさんいました。
素敵なホームステイになったのではないかと思います。
【10日目】
朝学校に集合したタイミングで、ホストファミリーと本当に最後の時間を過ごしました。全員が涙ながらに別れを惜しんでおりました。
この研修が充実していたことを物語っていると思いました。
その後全員でロッキーマウンテン国立公園に行きました。日本では見ることのできない素晴らしい景色に、みんな感動していました。
【11日目】
定刻通りに出発して、全員無事帰国しました。
この期間に生徒は、日本とは異なる環境の中で生活をすることで、非常に貴重な経験をすることができました。
また語学力の向上だけでなく自分たちの視野も広げることができました!