国際コース
国際コース
ドラマの授業では、リサーチワークを基礎において、DD(ディベート&ディスカッション)、DW(ドラマワーク)といった対話型の学びを深めます。1年次にはドラマワークの発表の場として、清澄祭(文化祭)で英語による劇発表があります。
定期的なTOEFL®受験を必須とし、そのための対策プログラムを1年次より取り入れています。卒業までにiBTスコア80(PBTスコア550)以上、英検に置き換えると準1級以上の取得を目指します。
くわしくは国際科のTOEFL対策をご覧ください。
高校在学中にアメリカの大学の科目を早期履修する制度です。留学から帰国後、一定の学力や条件をクリアした生徒は、テンプル大学ジャパンキャンパスで学ぶことができます。
選択科目として多くの生徒がスペイン語を学んでいます。スペイン語を母国とする国は世界中に20か国以上。これらの国々と日本の結びつきは一層深まることが予想されます。
留学中は現地校生徒と同じ授業を受け、課外活動にも参加。授業の中に「幼稚園実習」を組み込んだり、夏休みに博物館ボランティアガイドを体験するなど、自分自身で留学プログラムを創造していきます。
中村高等学校国際科では、所属生徒全員が高校2年次に1年間の海外留学(英語圏)を経験します。留学中に研究計画に沿って調査を進め、課題論文を作成します。
論文に共通したテーマは、「ジェンダー(社会的・文化的に創り出された男女の違い)」です。
少子高齢社会の日本。様々な分野で女性の活躍が期待されています。一方、家庭や職場などでジェンダーの不平等は存在します。世界経済フォーラムにより毎年公表されるジェンダーギャップ指数においても日本は下位に位置しています。
こうした状況の中で、「ジェンダー」というテーマは、女子校の場でこそ取り組むべき課題だと言えます。グローバルキャリアという視点を軸に、「ジェンダーフリー(ジェンダーにとらわれない)」社会のあり方を生徒1人1人が追究しました。
留学前に「ジェンダー」に関係した自分により身近な論文のテーマを決めます。例えば、「ジェンダーとアニメーション=日本とカナダの比較研究」などです。専門の研究者からも調査方法等を学びます。留学中も本校の教員(英語を母国語とするネイティブスタッフ)の指導も受けながら、現地の多様な人々にインタビューを実施、さらに図書館や資料館など必要な機関を訪ね、フィールドワークを行います。調査結果を整理し、帰国後に論文としてまとめます。昨年度に引き続き、その成果を掲載いたします。