９月１日(月)および９日(火)に株式会社Classroom Adventureの皆さまをお招きして、生徒対象に「ネットリテラシー講習」を実施しました。今回の講習では、同社が開発した体験型プログラム『レイの失踪』を通じて、生徒たちはSNS上で広がる“闇バイト”の危険性について学びました。１日(月)は高校生、９日(火)は中学生を対象に、それぞれの学年で講習が行われました。


物語形式で進行するこのプログラムでは、実際の被害事例をもとにしたストーリーを追体験しながら、情報の真偽を見極める力や、怪しい求人を見分けるスキルを身につけることができます。生徒たちはペアで協力しながら謎解きに挑戦し、ゲームの中で「なぜ騙されてしまうのか」「どうすれば抜け出せるのか」といった問いに向き合いました。


これまで本校でもネットリテラシーに関する講習を継続して実施してきましたが、今回のプログラムは、より現実世界に根ざしたテーマと、参加型のストーリーテリングを融合させた斬新な内容となっており、生徒たちは自然と引き込まれ、積極的に取り組む姿が見られました。


グループで協力しながら謎解きに挑む場面では、謎解きに向けて積極的に意見を交わしながら、協力して答えを導き出そうとする様子でした。また情報リテラシーへの関心と理解が深まった様子がうかがえました。今回の講習は、生徒たちにとってインターネット社会を考える上での貴重な機会となりました。